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Makiko Mizuno
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東京法廷通訳人研修が無事終了しました
 日弁連法務研究財団研究事業として発足した「法廷通訳研究会」による 法廷通訳人研修会(東京)が終了しました。これは、大阪から始まり全国を回る研修プロジェクトの第2回目でした。私もコア・メンバーになっています。

 今回は、1日目に模擬法廷を行ったのですが、中国の被告人で通訳も中国語でした。これはシナリオに沿って行われる模擬法廷でしたが、被告人役の方が間違って予想外の発言をし、展開が突然弁護側に不利なものになっていきました。この予想外の展開に、弁護人も検察官も、思わず本気になってしまい、普段、本当に法廷でやっておられるような調子になってきて、大変真に迫った模擬法廷になりました。

 2日目は、セミナー形式で、裁判員制度の意義から始まり、正確な通訳の重要性や通訳が判決や量刑に与える影響などについても、様々な角度から論じられました。裁判員のいる法廷とは何なのか、従来の裁判とはどう違うのか、通訳人の訳語の選択ミスで、どのような結果が導かれるのか、などなど・・・。毎度のことですが、主催者側にいながら、多くを学ぶことのできる内容でした。

 3回目の研修は、11月21日と22日に名古屋で開催します。詳細は、今後色々なルートでアナウンスされる予定です。
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Makiko Mizuno
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「法と言語 学会」設立総会
 昨日、明治大学(お茶の水)で、「法と言語 学会」設立総会が開催されました。50名近い参加者があり、大変盛り上がり、運営委員の一人としてとてもうれしく思いました。設立趣意は学会HPで読むことができますが、法というコンテキストの中の様々な言語に関わる問題点に焦点を当て、それを科学的、実証的に研究していくという目的を持った学会です。

      基調講演:西シドニー大学/元国際法言語学会会長・John Gibbons先生

JALL 設立総会 gibbons

 私の研究分野の司法通訳もその大きな柱の1つです。これまで通訳つき模擬法廷を企画して、様々なデータ分析を行ってきましたが、学会というものの立ち上げによって、そのような研究が属する1つの領域が、世間にその存在を知ってもらえるようになるという意味で、非常に意義深いことだと思っています。
 裁判員制度が今月始まります。法曹関係者も、一般市民も、このような制度について、非常に不安に感じています。特に、法廷での発言がそのまま証拠となるわけですから、言葉の持つニュアンスや効果が、判決に影響を及ぼすことも充分考えられます。法律家としては、どのような話し方をしたら裁判員の心をつかむことができるのか気になりますし、外国人がらみの場合は、通訳の訳し方で裁判員の心証が変わるというリスクについて考えなければなりません。
 今回、「法と言語 学会」が立ち上がることによって、そのような問題に対する研究を進めていく土台ができました。今後、精力的に活動を行っていき、社会に貢献できれば大変うれしいです。私は、学会副会長というポジションをいただきましたが、その責任を果たすべく、努力していくつもりです。

                運営委員会メンバー
JALL 設立総会 board
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「法と言語 学会」設立
 4月11日に、群馬県高崎市の高崎経済大学サテライト・オフィスで、「法と言語研究会」の会合があり、同研究会の学会昇格を決定しました。設立総会は5月17日の午前中に、明治大学(お茶の水)で行われる予定です。
 同研究会は、法というコンテキストの中での言語使用について研究する人たちが2年前に設立した会ですが、裁判員制度が導入される今年を節目とし、学会への昇格を決めました。
 研究分野としては大きく分けて2つあります。1つは純粋な言語学的研究で、2つ目は司法通訳の研究です。後者に関しては、これまで盛んに行われてきた制度論や通訳者の倫理・役割といったアプローチから脱却し、通訳を介したとき言語が裁判の成り行きにどのような影響を与えるかなど、言語学的分析を主とします。
 11日に設立を決定した会合には、NHKの記者の方も来られており、インタビュー行いました。その日のうちに報道されたようです。その後すぐにほかの問い合わせも事務局に入ってきているようで、人々の関心の高さがうかがわれます。
Makiko Mizuno
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「通訳のジレンマ」連載開始
エッセイ「通訳のジレンマ」の掲載を開始します。

 数年前に絶版になった拙著『通訳のジレンマ』(日本図書刊行会)で取り上げた内容やエピソードを加筆・修正して、新たにご紹介します。
掲載は11月中旬より。
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エッセイ「異文化伝心」掲載開始
エッセイ「異文化伝心」掲載開始

2006年度末まで、前任校である千里金蘭大学のHPに連載していたエッセイ「異文化伝心」を、加筆、修正のうえ、このブログに再掲載します。通訳ガイドおよび通訳の仕事を通じて経験したことを中心に、異文化のぶつかり合う現場で起こるさまざまな出来事についてお話します。
ここで言う「文化」とは必ずしも国や民族によって規定されるものとは限りません。職業集団間での「文化」の違い、国内での地域独特の「文化」、ひいては家庭や個人の持つ「文化」についても触れていきます。
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