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Makiko Mizuno
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名古屋で法廷通訳研修が行われました
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11月21日と22日に、日弁連法務研究財団をスポンサーとする法廷通訳研修が行われました。プログラム内容は、21日には名城大学の裁判員裁判対応の法廷教室で模擬法廷、22日には名古屋国際会議場で講義やパネル・ディスカッション。これは、大阪、東京に続き、3回目の研修会です。

今回は、金城学院大学の私の通訳ゼミの学生さんがたくさん参加しました。模擬法廷では学生さんの1人が裁判、もう1人は左陪席判事という役割を担って、真剣に裁判を聞き、評議もしてくれました。
模擬裁判では、現住建造物等放火(人が住んでいる建物への放火)の事件を扱い、被告人はペルー人でスペイン語の通訳人がつきました。模擬裁判とは言え、検察官も弁護人も裁判官も本物の法律家ですから、いつの間にか本気になってしまい、アドリブの応酬で、時にはその存在すら忘れられた通訳人の苦労は大変なものでした。

模擬法廷は全体で3時間ですが、通訳人は一人しか依頼していないので、かなり負荷が大きいものになっています。実際の裁判員裁判では、これまで2人制を取ったケースが多いようですが、通訳を何人制で行うかは、まだルールとして確立していません。これまでの観察から、通訳人の疲労度は1時間くらいを境にグッと高まるようです。

今回の判決は無罪。同じものを東京でやって時に結構重い量刑になっていたのとは対照的でした。東京では被告人役は中国人の方でしたが、つい、間違って、墓穴を掘るような発言をしてしまい、弁護人も思いがけない展開にびっくりしていました。

また、東京での被告人は、中国風のオーバーな主張を行う、かなりアグレッシブな感じの中年男性でした。今回の被告人は、物静かで控えめにものを言う青年で、しかもかなりのイケメンです。このあたり、裁判員の心証に影響はなかったか。心理学的な検証をしても面白いと思いました。

同じ事件の模擬法廷ですが、毎回異なる展開になるので、主催者側にいる私自身も楽しませてもらっています。次回は1月に福岡で行います。
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Makiko Mizuno
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